コプター
人間と共に行動しながら 自律的に動作するモノにおけるデザイン要件の検討
Project Summary
人工知能技術の発展により、自律的に振る舞うエージェントが人間と同等の自然な速度で周囲の世界とインタラクションすることが可能となった。近い将来、このようなエージェントがモノに組み込まれ日常生活に溶け込む世界に向けて、モノとヒトがどのように共存していくことが望ましいかを検討する必要がある。しかし、技術の進展が迅速であり、望ましい社会についてのコンセンサスを形成することも困難であるため、従来の課題解決型の研究では明確な解決策を示すことができない。そこで本研究では、プロトタイピングを通じてどのような課題が存在するのかを探索的に明らかにすることを目的とする。その第一歩として、人間とともに行動しながらも自律的に世界と関わるデバイス「コプター」のデザインを題材として、モノとヒトの共存のあり方を探索的に検討する。
Members
髙木歩実、直井駿、中村玲香、中條麟太郎、矢作優知、松井克文、ソンヨンア